GWはベテランのA級が元気になる
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地元選手の里帰りレースがGW開催です。選手の欠場を少なくするように優勝賞金が高めです。一般競走でもタイトル戦という扱いです。優勝賞金が一般競走の1.5倍もあります。6艇による左回り3周レースは、GWからといって変わるわけではありません。同じことをやって、優勝したから賞金が増えるのです。
40歳を境に、A1級でもGIの出場機会が減ります。同じ勝率ならベテランよりも若手です。高額賞金の出場機会が減ったベテランのA級にしてみれば、GW開催は「おいしい」になります。まず予選突破を目標に走ります。シリーズに入ってからのスタートが、平均スタートよりも早くなっていたら、ヤル気モードに入ったと考えても構いません。昨年のGW開催では、準優で5選手が3000番台というのがありました。平均して18名中7名の3000番台のベテランで準優出しています。予選でそれだけ活躍したわけです。
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。