期末勝負、攻める選手か、守る選手かを見極めろ

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ボートレースの級別審査は年2回です。級別によって月間の稼働日数や出場できるグレードも変わります。収入を増やすために、選手は一つでも上の級別を目指します。4月は級別審査の最終月です。A1級は6.20、A2級は5.45あたりがボーダー勝率です。級別ボーダーの選手の勝負駆けがあります。ただ、級別審査は勝率だけでなく、出走回数、2連率、3連率、事故率も級別審査の対象になります。そのため、無事故完走を目標にする選手も出てきます。その見極めが舟券作戦で重要になります。攻める選手と守りに入る選手の心理状況を読まなければなりません。

ボートレーサーの平均年収

A1級(320名)…3,000万円 月間稼働日数 14日
A2級(320名)…1,800万円 月間稼働日数 14日
B1級(800名)…1,100万円 月間稼働日数 12日
B2級(160名)…500万円 月間稼働日数 8日
全選手平均年収…1,800万円
桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。