ボートレース桐生

桐生は345、戸田は456

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レースの流れを決めるのは、番組編成とレース場の特性です。番組編成は強い選手を何号艇に入れるかで決まります。枠なり進入が全盛の最近のレースで、1コースを取りやすい1号艇に強い選手が入ると1コースの1着率が上がります。外枠に回すと1コースに弱い選手が入るので1コースの1着率が下がります。

もう一つレースの流れを決めるのがレース場の特性です。競走水面の狭いレース場だと、1マークが近い分、まくりが決まりやすくなります。戸田がまくりの決まりやすいレース場で、今でも「シゴロ(456)」を買う戸田のファンが多くいます。桐生も戸田と同じように「シゴロ」が人気でした。ところが、3連単がスタートしてから、1マークをバック側に5m移動しました。その結果、4コースまくりが届かなくなり、3コースの先まくりが決まるようになってきました。「サシゴ(345)」に人気が集まるようになっています。ただ、戸田の「シゴロ」にしろ、桐生の「サシゴ」にしろ、期待したほど決まっていません。4コースが主導権を握るようなレースがあれば、桐生の「サシゴ」、戸田の「シゴロ」を狙って下さい。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。