旬レーサー 長嶋万記(静岡・42歳)

まくりが決まっているときは好調

これまで女子戦のタイトルに何度も挑戦しましたが、優勝の機会に恵まれませんでした。GIクイーンズクライマックスで4度優出していますが、成績は5、3、4、3着です。前回のレディースオールスターで初のタイトルを獲り、昨年のGⅡレディースチャレンジカップでも優勝です。この2つのタイルでは、コンマ05とスタートを張り込みました。ターンスピードのある選手だけに、スタートさえ決まれば勝てるという証明でした。直前の東海地区選手権の初日にフライングをしました。これがスタートにどう影響するです。女子選手のレベルが上がっているだけにコーナー勝負だけでは勝てません。現に、長嶋の最近のレースでは、スタートを決めてまくりで勝つレースか増えています。好調かどうかもまくりが決まっているかどうかで判断できるのが、最近の傾向です。

調整が合えばウネリは気にならない

「ディフェンディングチャンピオンって呼ばれるのは初めて。なんか新鮮だし、嬉しいですね。開幕が近づいてきて考えることは、開会式のパフォーマンスはどうしようかなって(笑)。レース自体はクイーンズCとかも走らせてもらっているし、特に変わらずいつもと一緒な感覚です。去年のレディースオールスターで初めてタイトルを獲れて、それが自信になっているなと思っていたけど、SGとかGIを走ったら砕け散りました(苦笑)。でも、蒲郡ダービーを走り終えてからが"私のスタート"って気持ちになったから、去年のレディースオールスターを勝った時よりも高い意識を持って臨めると思います。

びわこは水神祭を挙げた水面だし嫌いじゃない。ただ、得意かって聞かれるとそこまででは…。優勝した去年の5月戦はプロペラ調整がハマッた。合えば乗りやすいし、ウネリも気にならないから、そこを合わせていきたいですね」(マンスリーBOATRACEより抜粋)

1着決まり手(過去6か月)

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