島川海輝
島川海輝

旬レーサー島川海輝(山口・20歳)

{{ good_count }}

まくりで攻めれば外の選手を連れてくる

1月びわこのルーキーシリーズに出場していましたが、2日目に整備規程違反で途中帰郷しています。それでも鳴門のレディースVSルーキーバトルで初日から強気のスタートからまくりを決める活躍を見せました。2023年9月児島で4コースからまくりを決めて初優勝。今年1月の地元戦でも4コースからまくりを決めて2度目の優勝をしています。勢いに乗っている選手だけに、途中帰郷があったしても目が離せません。

最近の着順傾向は1コースと4コースで好成績を残しており、差しやまくり差しの1着はほとんどありません。1、4コース以外では、全速残りの2、3着が目立ちます。まくりで1着を取るレースで、2着に外側にいる選手を連れて来ます。

ボートレースとの出会い

「小さい頃から乗り物が好きだったので、2輪や4輪に関係なくレースを見る機会が多くありました。ボートレースは地元の下関や徳山、それに若松にも連れて行ってもらっていましたよ」。

師匠は末永祐輝

「師匠は末永祐輝選手で、同じグループには今村豊さんや白井英治さんがいらっしゃいます。乗ることを大切にしていくように教わっています。自分の中で足りないこと、課題は見えています。1つずつクリアしていきたいです」。

オフの時の過ごし方

「他競技のレースを見ることが多いですね。山口県はボート以外にも山陽オートレースや防府競輪があるので、他競技の選手といろいろ意見交換をしたり、楽しく交流をさせていただいています」。

A級昇級後のビジョン

「自分が記念で走るためには根本的なところがまだまだ足りないと思っています。エンジンうんぬんではなくて、自分のテクニックを上げていかなければいけないと思っています。師匠の末永さんや白井さんのように、ずっと大きな舞台で走り続けるために、そこは常に磨きをかけていきたいですね。1月からA級になりましたが、将来、末永さんや白井さんと同じ舞台で多く走りたいですし、強くなるためにやることはたくさんありますから」。
(マンスリーBOATRACEより抜粋)

1着決まり手(過去6ヵ月)

逃げ…14回
まくり…10回
まくり差し…1回
差し…2回
抜き…1回
※出場予定
下関=2月19日~22日
三国=2月28日~3月2日
5145・島川海輝(山口)のプロフィールはこちら
桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。