中村かなえ
中村かなえ

旬レーサー 中村かなえ(東京・30歳)

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5コースの平均スタートはコンマ12

お茶の水女子大学の理学部大学院に進学する予定でしたが、ボートの世界に入りました。理系の考えはスタートに活きているとのことです。「風速や加速を考えて起こしのタイミングを調整しています。スタート展示の段階から意味を持たせられている」とコメントしています。

デビュー2年目に平均スタートがコンマ15になり、3年目にはコンマ12まで早くなっています。最近はスタート事故が重なったこともあり、ゼロ台のスタートはほとんどありません。平均スタートがコンマ12の頃はスタートで先手を取ってまくるレースで高配当を出していましたが、最近は展開を突く走りも多くなってきました。1着、2着、3着を均等に取るのが最近の傾向です。一発を期待するなら4コースよりも5コースです。スタートで一気に決めるレースをします。

早く冬のモーター調整を見つけたい

「今期は1節走ってフライング休みに入りました。休み前からあまり調子が良くなくて、休み中は旅行に行ってリフレッシュしてきたつもりだったんですけど、まだ不調が続いています…。今は早く冬の調整をつかみ直したいと思っているところです。あまり目標を立てるタイプではないんですけど、毎年シリーズでもクイーンズクライマックスには行きたいと思っていました。賞金が足りていても、フライング休みと重なって行けなかったりしたんですけど、ようやく走ることができました。それが地元の多摩川なので、余計に嬉しいですね。

児島は3月に初めて走らせてもらいました。その時は体調不良もあり、申し訳なかったけど、途中帰郷させてもらいました。モーターも出せなくて…。乗りやすかったですけど、どういう調整をしても足が良くなりませんでした。だから良いイメージはないんですけど、まっさらな状態で行って頑張りたいです」。
(マンスリーBOATRACEより抜粋)

1着決まり手(過去6か月)

逃げ…8回
まくり…7回
まくり差し…2回
差し…2回
抜き…1回
※出場予定…児島・女子=2月2日~7日

4998・中村かなえ(東京)のプロフィールはこちら

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。