ボートレース浜名湖

浜名湖賞の優勝者の傾向を読む

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地元が2名優出なら地元優勝の確率が高くなる

プロペラが選手持ちからレンタルプロペラ(オーナープロペラ制度)になったのは2012年4月12日の浜名湖開催から。それ以降の浜名湖賞がデータの対象になります。過去11大会で地元の優勝は4回です。地元の優出選手数と地元優勝の関係を調べると、4回の優勝の内、地元優出2名で地元選手が優勝したケースが3回、地元優出が1名で地元が優勝したケースが1回でした。優勝戦に地元優出1名は4回あり、優勝できなかったのが3回もあります。4名優出した65周年(2018年)は、3着~6着までが地元勢でした。

序盤2走の勝率7.00以上の選手から優勝者が出る

現行のプロペラ制度になってからのSGやGIの特徴は、モーター抽選の比重が大きくなりました。抽選で実績モーターを手にすると、その選手が初日から飛ばして、予選1位で通過。準優1号艇で逃げて、優勝戦もまた逃げるといった、優勝のキングロードが生まれています。過去11大会の優勝選手の序盤2走の成績に共通するのは、5、6着を取っていません。勝率は7.00以上マークしています。もし、優勝戦で序盤2走に大敗している選手がいれば、優勝はないという見方ができます。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。