旬レーサー 石原翼(静岡・26歳)
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フライング持ちでも強気にスタートを決める
23年2月の地元浜名湖で開催された「オールB級東海地区選手権」で初優勝しました。準優で1コースからコンマ05、優勝戦も1コースからコンマ03と強気のスタートを決めて優勝です。強気のスタートは、師匠の原豊土譲りです。この優勝が自信になって、6月に平和島、12月に常滑でも優勝しました。最近の平均スタートはコンマ12とトップレベルです。当然のようにまくりで勝つシーンか増えています。期始めにフライングをしていますが、その後もゼロ台のスタートを決めるなど強気です。着順傾向は1、3、4コースに1着が集中しており、2コースはやや苦手意識があるようです。
伸び型プロペラで自分からレースを作れる
「初めてA1級の勝率を残せました。自信になりましたね。プロペラが当たっていて、レーススタイルが変わったのが要因だと思います。5月くらいから伸びる系のプロペラにして、自分からレースを作れるようになった。それまでは、いかに着を落とさないかっていう守りのレースだったけど、1着にこだわる攻めのレースになった。今は以前よりも楽しいですね。充実しています。
調整は冬場を迎えて温水パイプがついて、またちょっと変わってきています。11月唐津の最終日にやっと正解が出た。もう大丈夫だと思う。地元のGIに呼んでもらえて本当に嬉しいです。それがGIデビュー。失うものはないし、とにかくぶつかっていくだけです。せっかく呼んでもらえたし、その期待に応えられるように頑張りたいですね。まずは水神祭を目指してになるけど、今の自分でどこまで戦えるか、本気でぶつかっていきたいです」(マンスリーBOATRACEより抜粋)
1着決まり手(過去6か月)
逃げ…13回まくり…7回
まくり差し…4回
差し…1回
抜き…1回
※出場予定…GI浜名湖周年=1月25日~30日
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。