佐々木完太
佐々木完太

旬レーサー 佐々木完太(山口・27歳)

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典型的な攻撃型で、3、4コースで1着取り

22年のボートレース大村のGⅡ「発祥地記念 第26回モーターボート誕生祭」で優勝して、23年ボートレース平和島のSG「第58回ボートレースクラシック」にSG初出場を果たしました。成績は④⑥⑤⑥①⑤⑤⑥で、水神祭を飾ることができました。21年に地元徳山で開催されたPGI「第8回ヤングダービー」に出場した時は、直前に2本目のフライングをしましたが、将来を考えアウトからスピードを磨いておくと、6コース1本で戦い抜きました。21年、22年の中国地区選手権も同じように6コース1本で戦っています。考えのしっかりした選手です。

最近の走りの傾向は、攻撃型の選手らしく、ほとんど差しを使いません。1コース以外ではまくりかまくり差しです。早いスタートを決めてくるので1着数が目立ちます。3、4コースからのレースに、その傾向が強く出ます。

SG出場につながるレースをしたい

「前期は自己最高勝率でしたね。でも、最初の2か月は4点くらいしかなかったはず。先輩の寺田祥さんに『A級取れないんじゃないか?』って心配されたくらいでしたから。そこから6.80まで上げられたので、だいぶ巻き返せたと思う。要因はたまたまだと思う。自分は良い時は凄く良くて、ダメな時はダメが続くので。良い時が続いたんだと思う。モーターが出ていたからというわけではないですね。どちらかといえば、そんなに出せていない時のほうが多かったと思う。

23年はGPシリーズ出場を目標にして頑張ったんですけど、結構厳しかったですね。今年は下関でチャレンジカップがあるけど、出場はもっと難しいと思う。とにかくまたSGに出たいですね。それが今の一番の目標です。ヤングダービー(下関開催でケガのため途中帰郷)は悔しかったです。今回はSGに繋がるような走りができたら良いですね」
(マンスリーBOATRACEより抜粋)

1着決まり手(過去6か月)

逃げ…31回
まくり…10回
まくり差し…13回
差し…4回
抜き…4回
※出場予定…GI下関周年=1月19日~24日
桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。