欠点を補うために選手は得意分野を作る
桧村賢一
舟券即戦力
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3連単は12点買え
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ローリスク・ハイリターンは舟券作戦の理想です。少ない点数で高配当を獲れれば理想です。しかし、ボートレースは全国のレース場で年間5.5万レースもやっています。それもワンパターンレースなので、ある程度の向上心のある者なら、すぐに舟券作戦で中レベルまで上達します。簡単には舟券で勝たせてくれないというのが、正直なところです。
では、3連単の舟券作戦で何点買えば良いかです。限りなくローリスクにするには点数を絞りたくなります。1点買いと無謀だとしても、軸がしっかりとしているレースなら、2着、3着を3艇くらい決めた6点買いが多いようです。しかし、軸がしっかりしていても外枠が2着に食い込んできて中穴になることも珍しくありません。参考になるのが、3連単を発売していなかった時代の舟券の買い方です。3～4点買いが主流でした。ボートの3連単は120通り、2連単だと30通り。3連単は2連単の4倍です。それを考えると、3×4=12で、最低でも12点くらい買っておいた方が良いようです。
桧村賢一
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」（サンケイブック）「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。
