アウトからの安いオッズに手を出すな

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一般戦の前半レースでA1級が6枠に回されることがあります。4号艇にA2級が多いようです。こうしたレースでは1号艇にB級が組まれています。スロー勢がベテランのB級が入るパターンです。人気が割れるレースですが、6枠のA1級の実力が抜けていると6枠から舟券が売れます。シゴロ(456)のボックスで1,000円前後のオッズが出てきます。結果はシゴロで入るケースもあれば、スロー勢が残るケースもあります。

6枠からコース取りで動くならまだマシですが、枠なりだとスタートで抜け出すしかありません。チルトを上げて超伸び型にしない限り、6コースからまくることは厳しくなります。まくり差しに切り替えるにしても、内側の動きに左右されます。6コースの1着率は全国平均で1.9％しかありません。それほどリスクが大きいわけです。

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桧村賢一（コラムニスト）

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」（サンケイブック）「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。