ボートレース住之江

グランプリ1号艇の買い方を探る

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SGグランブリは2014年平和島の29回大会から出場枠が18名に広げられ、1stと2ndステージで争われるようになりました。1st、2ndの1回戦は年間獲得賞金で1号艇がシードされます。それ以降は抽選で枠番が決まり、グランプリの優勝戦は得点率で決まります。今年は優勝賞金が1000万円アップされ、1億1000万円です。モーター性能差の少ないレースになるだけに、1号艇を手にした選手が有利になります。1号艇の着順傾向について調べてみました。

過去9大会の1号艇の着順(1st成績/2nd成績/シリーズ・グランプリ優勝戦)

・37回 大村 ①①・①⑥ F④・①①・②① S②G①
・36回 住之江 ①失・①① ①①・①⑥・①① S②G失
・35回 平和島 ④②・④① ①①・①①・①① S③G①
・34回 住之江 ②失・①① ①①・①①・①③ S失G①
・33回 住之江 ②①・①① ①①・①④・⑤② S①G①
・32回 住之江 ②①・①④ ⑤①・①①・②② S①G①
・31回 住之江 ①③・①① ②①・①⑤・①③ S①G①
・30回 住之江 ①②・①④ ①①・①②・①① S①G①
・29回 平和島 ②③・F① ①③・①①・③② S②G③

1stは波乱を想定した舟券を買っておけ

獲得賞金7位~18位までの選手によって争われるグランプリ1stは、モーターで絶対的な優位に立つ選手がいません。1stの1回戦で1号艇が連勝したのは昨年の大村だけです。大敗をしていないというだけです。2回戦になると勝つか負けるかといった走りになります。ここで負ければシリーズ回りになるので、どの選手も際どいスタートを勝負に出ます。コース取りでもつれるレースは1号艇が大敗します。

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桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。