旬レーサー中田竜太(埼玉・35歳)
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6コースから差しに絞って2、3着絡み
今年のグランプリシリーズの出場が決まりました。グランプリは2017年に1stから出場していますが、その時の成績は5、6着でした。SGは27回出場していますが、優出は1度もありません。本人のコメントにあるように、「自分を追い込むのが苦手」のようです。最近は1コースで強さを発揮していますが、カド戦で1着が取れません。まくりで攻めるレースが減っていることもあって、カド戦は2着受けが正解です。特別レースで狙ってみたいのは、5、6コースに回された時です。差しに絞ってくるので舟券絡みが増えます。11月大村周年では初日に6コースから2着入り、3連単で7万円台の高配当。三国のチャレンジカップでは6コースから3着に食いこんでいます。6コースの3連率は50%もあります。
良いモチベーションをキープ
「グランプリにまた出たいと思ってやっていたけど、考え方と取り組み方が合っていなかったと思います。自分を追い込んで頑張るのは向いてなくて…。本当にボートレースが嫌になって、ただの仕事としか捉えられなくなった。選手として本気で頑張る何かが切れた感じでした。でも、一昨年あたりから頑張っている妻(浜田亜理沙)を見て、自分も真剣に気持ちを入れてやらねば、と思いました。妻が年末の12人を目指している姿を見ていたら、心動かされるものがありましたね。それと来年の地元クラシックの話を聞いて、昨年から今年に向けて準備をしてきました。それが5月平和島周年で5年ぶりのGI優勝と、タイミング良く結果に繋がりました。
今年はGI優勝できたし、SGにも出場できたので上出来です。今までよりも良いモチベーションでやれてますし、これを維持していきたいですね」。
(マンスリーBOATRACEより抜粋)
1着決まり手(過去6ヵ月)
逃げ…14回まくり…3回
まくり差し…2回
差し…1回
抜き…1回
※出場予定 GI芦屋周年=12月6日~11日 SG住之江グランプリS=12月19日~24日 一般戸田=1月3日~9日 GI下関周年=1月19日~24日 GI平和島=2月3日~8日
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。