中村日向
中村日向

鳴門周年で高配当を出すのは37、55号機

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ボートレース鳴門の水面は1マークに行くにしたがって狭くなります。防波堤が斜めになってやっており、2マークはスタンド側との距離が63メートルに対して、スタートライン上は55メートル、1マークは45メートルと約10メートルずつ狭くなります。アウトの方が1マークに近づく形です。

そのため、6コースからスタートした選手は、自然に内側へとボートを寄せて行きます。その勢いのまま全速で攻めるとまくりが決まります。スタートラインからの伸びがあれば、さらにまくりやすくなります。内側にいる選手も6コースから絞られるかたちになるので、先にまくります。伸び型仕上げが正解を出す水面です。

高配当を出すのは、1コースではなく、伸び型に仕上げた展示タイムの出るモーターです。最近3か月で展示タイムが出ているモーターは37、55号機です。GI「大渦大賞開設70周年記念競走」では37号機を中村日向、55号機は栗城匠が手にしています。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。