堀之内紀代子
堀之内紀代子

旬レーサー 堀之内紀代子(岡山・44歳)

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チルト3度は江戸川で走る感覚で乗っている

11月の三国女子戦で走ったばかりです。その時は、「2年前のプロペラにして走ってみる」とチルトをマイナス0.5度で走っていました。チルト3度の成績が良くないので、マイナス0.5度を試した感じです。結果は中間着が並んで、準優出したものの6着でした。最終日は3度に挑戦して展示一番時計をマークしましたが、こちらも5着大敗。本人のコメントにもあるように迷走気味です。昨年から今年の前半のような超快速が戻って来るのでしょうか。

チルト3度にした時は、「江戸川で走るような感覚で乗っている」とコメントしていました。波に逆らわないようにして、重心位置をうまく移動しながら、軽めにボートに乗る感じのターンでした。初日にチルトを上げるなら一発を期待した舟券が買えます。

まだチルト3度は極めていない

「今年の最初は良かったけど、7月の浜名湖でフライングして、そのフライング休みが明けてからがちょっとひどいですね。勝率とかを考えてチルトを跳ねずに走ったらもっとひどかったし、もうできる限りチルトを跳ねて戦おうって決めました(苦笑)。チルト3度の調整も『1年やったらもう少し極めているかな』と思っていたけど、そんなことはなかった(笑)。

1年前に蒲郡で引いたモーターの前操者が仲道大輔君。今のスタイルの師匠ですね。今の目標は2年後のマスターズチャンピオンにチルト3度で行けたらすごいなと。それと来年のクイーンズクライマックスが蒲郡での開催と聞いたんで、そこは出たい。気持ちがいつ切れてもおかしくないような年齢になったので、先のことを考えながら頑張ろうって自分を奮い立たせています」
(マンスリーBOATRACEより抜粋)

1着決まり手(過去6か月)

逃げ…13回
まくり…14回
まくり差し…0回
差し…1回
抜き…2回
※出場予定…三国・GⅡレディスCC=11月21~26日
桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。