6コースの取捨はコースデータを見てから

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最近6ヶ月間の1コース1着率は54.4%です。前期の56.2%よりも僅かに下がったものの、1コース有利の流れは変わっていません。1コースの選手がA1級、展示一番時計をマークなら軸艇信頼になります。舟券も点数を絞って本命配当を狙います。1点に集中したオッズで決着すれば問題なしですが、6コースの選手が2、3着に絡んで中穴になることがあります。6コースの選手が2、3着に入るのは全国平均で20%しかありません。5回に1回です。1コースが勝つのが2回に1回なので、単純計算だと10回に1回になります。毎回6コースを絡めるのは、無駄買いが多いということです。

6コースを絡めるかどうかの判断基準は、出走表に載っているコース別成績を見ることです。6コースに入った回数と1、2着に絡んだ回数が載っています。3着までの出走表もあります。そこで入着回数が0回だと6コースの選手を絡ませた舟券は必要ありません。1、2着率が20%を超えていれば絡めて下さい。6コースからの走り方を知っている選手と判断できます。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。