大澤風葵
大澤風葵

旬レーサー 大澤風葵(群馬・22歳)

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スタートを行くがコーナー勝負も巧い

大澤普司さんの息子さんです。デビューは2020年5月で、3節目にフライングをします。初勝利はフライング明け3走目です。1年間はダッシュ戦にこだわってスピードを磨いていました。2021年5月からコース取りで枠番を主張するようになり、成績の方も上向きます。好判断のコーナー戦で競り勝つレースが増えてきました。最近の走りを見てもスタートを決めてからコーナー勝負に持ち込むレースが多く、着順傾向は1着だけが突出しているわけではありません。外枠に回った時の2着受けも舟券の魅力です。コーナー勝負が多いので、2連勝があっても3連勝がありません。常にボックスの対象にしておいた方が良いでしょう。

展示タイムでモーターの仕上がりが読める

「A1級になれた一番の要因は、プロペラ調整の引き出しが増えたことだと思います。それに昨年6月にデビュー初優勝ができて、そこから冷静に走れるようになったのも大きいです。自分は展示タイムにこだわっています。良い時は調整も上手くできていると把握できます。またスタート力を武器としているので、自分から攻められる4コースが好きです。カド戦はまくりを想定して行くけど、まくり切れなかった場合でも、すぐに差しへ切り替えることができるようになったし、以前より自在に立ち回れています。7月に唐津と浜名湖のGⅡで走って、浜名湖では予選突破ができて、選抜戦で1着が獲れました。このメンバーでも通じると自信もついて、直後の三国で優勝できました。周年は緊張感があると思いますが、予選突破を目標に頑張りたい。将来的には安心して舟券を買ってもらえるレーサーになりたいです」
(マンスリーBOATRACEより抜粋)

1着決まり手(過去6ヵ月) 逃げ…19回
まくり…4回
まくり差し…1回
差し…4回
抜き…2回
※出場予定…GI大村周年=11月11日~11月16日

5141・大澤風葵(群馬)のプロフィールはこちら

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。