吉田裕平
吉田裕平

旬レーサー吉田裕平(愛知・26歳)

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スタートが決まる3、4日目が狙い頃

父親はGIで優勝歴がある吉田徳夫さんです。奥様も元ボートレーサーで、吉田凌太朗は裕平の兄です。父親の吉田徳夫さんは典型的な攻撃型でした。その流れを裕平も汲んでいましたが、最近はまくり差しで抜け出すレースが目立っています。日を追ってスタート勘を磨いていくタイプなので、初戦からスタート勝ちは少ないようです。3、4日目あたりになるとゼロ台のスタートを決めてきます。スタートはモーターの仕上がりとも関係しているので、その頃が狙いです。

気持ちがレースに出てくるタイプなので、カド戦なら強気にスタートを決めて舟券絡みが多くなります。5コースからのまくり差しもスピードが乗っており、決まれば高配当です。攻める気持ちが強いこともあって、2コースの成績は芳しくありません。

3~5コースからのまくり差しに注目してほしい

「昨年の常滑ダービーに出られなかったのは悔しかったですね。それで今回は、選考期間が始まる昨年の8月1日から蒲郡ダービー出場を目標に、1走たりとも疎かにせず頑張ってきました。まだ実感はないですけど、自分の斡旋でSGマークを見ると「出場できるんだ」と感慨深い気持ちになります。蒲郡は地元だし、人一倍思い入れはあります!

蒲郡はモーターの機力差が大きくて機力次第のところはありますけど、それだけに良いモーターさえ引ければ自分にもチャンスはあると思います。最近モーターの抽選運は良いですしね。ナイターは凄く好きですし、まずは予選突破、そして、もちろんその先の優勝が目標です。

昨年12月の下関でGI初優出できましたが、その時はBランクのモーターでした。ただ、ターン回りが良かったですね。そこから良い流れになりました。フライング持ちですが、今やれることをぶつけるだけです。今回は3~5コースからのまくり差しに注目して欲しいです。間隙を突けるようになったし、その辺りは成長できているかなと思います」
(マンスリーBOATRACEより抜粋)

1着決まり手(過去6ヶ月)

逃げ…19回
まくり…4回
まくり差し…8回
差し…3回
抜き…3回
※出場予定…蒲郡・SGボートレースダービー=10月24~29日

4914・吉田裕平(愛知)のプロフィールはこちら

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。