旬レーサー 長田頼宗(東京・38歳)
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初日に部品交換があるかどうかで節間成績が決まる
2022年から東京支部長を務めています。グランプリシリーズをはじめ、すべてのグレードで優勝歴を持っています。モーター本体から整備をすることが多いのは、諦めない姿勢の表れです。養成所では馬場貴也が同室だったこともあって、馬場からも常に刺激を受けています。
最近の着順傾向を知る上で参考になるのがモーター整備です。シリーズの序盤で部品交換をしていなければ、予選をオール3連対で通過します。部品交換があると中間着を取るレースが増えてきます。ただ、一般戦で走る機会が多く、SG、GIは1コースでしか1着が取れていません。
多摩川開催のオールスターにつながる走りをする
「近況は調子の浮き沈みがなく、少しずつ地力は上がってきていると感じています。年齢的にも、これからが選手としての体力やメンタルがピークになってくると思っているので、その段階に向けて勝率も上がってきているのは良いことだと思います。ただ、課題もあって、優勝戦に進めても6着で終わることが多い。モーター出しが足りていません。良いモーターが引けた時はさらに引き出せるよう、逆に悪いのを引いても平均的くらいに仕上げたいです。
僕は多摩川で育ててもらいましたし、気合が勝手に入ります。静水面ですし、スピードが速いレースになるので、外枠で上位着を獲って、準優勝戦を内枠で乗れるかが大事になってきます。多摩川で優勝している時は、いつもこのパターンです。多摩川で記念を獲ることが選手としての目標の1つです。ここで印象に残るレースをして、来年のオールスターに投票してもらえるよう頑張ります」
(マンスリーBOATRACEより抜粋)
1着決まり手(過去6ヵ月)
逃げ…25回まくり…6回
まくり差し…8回
差し…3回
抜き…5回
※出場予定…GI多摩川周年=10月15~20日
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。