桐生は半周ラップタイムで1号艇が1番時計なら軸艇信頼

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年末から使用している現モーターは、気温が下がるとパワーアップしてきます。参考になるのは、8月のお盆レースです。毒島誠が優勝しましたが、その優勝戦の中で目立っていたのが鳥居塚孝博が乗っていた42号機です。展示タイムは出なくてもターン回りが強力なので大敗をしません。モーターに底力があるので、調整次第では伸びを引き出すことは可能です。

お盆レースで優出はできませんでしたが、別府正幸が乗った52号機は、重成一人が6月戦で優勝と素性の良さは評価されていました。別府の時は伸び型に仕上げて高配当を連発していました。マスターズで田中信一郎が優勝した16号機は誰が乗っても勝率アップに貢献するモーターです。モーターの2連対率も高いので期待できます。

桐生は周回展示の2周目に半周ラップタイムを公表しています。1番時計は赤い数字、2番時計は青い数字で表示です。1号艇が半周ラップ1番時計なら、かなりの高い確率で1着に来ます。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。