江戸川は伸び型が好成績を残す
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江戸川のモーター評価は、東京支部の選手が集まった「第45回大江戸賞」の成績が参考になります。江戸川を走る回数が多い選手のレースだけに、プロペラも江戸川仕様に叩きます。優勝したのは65号機を手にした齊藤仁でした。準優勝は10号機の石渡鉄兵です。どちらも「モーターは仕上がっている」とコメントしており、ルーキーSでもパワー攻勢を期待できます。
江戸川はターンの乗りやすさを求める選手がいる一方、活躍するのは伸び型に仕上げる選手です。1マークを先取りして全速でターンをすると、波のないところを走れます。石渡、佐藤大佑の江戸川の走りをイメージしてもらうと良いでしょう。直線のパワーが違うと、水面が荒れていても展示タイムにはっきりと数字が出てきます。
ボートとの相性も大切です。水面へボートをロープに吊るして運搬するので、ボートにひずみが出やすいと言われています。接触によるボート修理も多く、それがボート性能にも影響します。
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。