SG直後に「燃え尽き症候群」が起きるのか 2

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メモリアル転戦組の初戦は様子見

メモリアル過去2回の出場選手の直後の成績を調べてみると、「燃え尽き症候群」といったものか出る選手と出ない選手がいます。初戦の成績は着外落ちしている選手がかなりいます。実績のあるモーターを手にすれば気持ちも入るでしょうが、前検日から手応えがなければ気持ちの入らない選手も出てきます。それが初戦で着外落ちになるのです。どの選手が燃え尽きているかは読めないので、初日に限っては様子見が必要です。

転戦組、初戦好成績選手を追え

SGで走る選手の目標は、獲得賞金で出場が決まる年末のグランプリです。日程が過密になろうと、レースになればスイッチが入るようです。昨年の桐生周年では、19名の転戦組の中で63%の選手が準優に進出しています。準優出している選手の特徴は、初日から3連対していることです。これを逆算すると、初日のレースは様子見と割り切って、初戦に3連対した転戦組を2日目以降に舟券に絡めていくというやり方です。住之江の高松宮記念では初戦で3連対した選手のほとんどが準優出しています。準優出するには平均3着が必要です。舟券絡みに期待できます。

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桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。