山崎小葉音
山崎小葉音

旬レーサー山崎小葉音(群馬・22歳)

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3コース全速は舟券から外せない

デビューした当時は、「横西奏恵の娘さん」という話題ばかり先行していました。展示航走でもスピードがなく、将来を危ぶまれたものです。初勝利を挙げるまでに1年8ヵ月もかかっています。初勝利は3艇フライングで「恵まれ」でしたが、まくりで2勝目をあげてから攻めるパターンが出来上がってきました。1マークは迷わず全速で攻めるという走りです。全速残りの中間着が取れるようになってきました。今年の地元GW戦では、SG覇者の土屋智則を2度も破りました。一度目はまくり、二度目は1コースからの逃げです。勝つのは1コースからの逃げか、3、4コースからのまくりと決まっています。3コースからだと全速残りもあるので、舟券から外せません。

自分の持ち味はセンターからのまくり

「今年は5月桐生と蒲郡のヴィーナスSで予選を突破することができたけど、成績が不安定ですね。良い時は以前と比べると好成績を獲れるようになってきたし、プロペラが合っている時は良いんですが、悪い時にもう少しちゃんとしのげるようにしたいです。

自分の持ち味はセンターからのまくりです。イン戦も最近は少し良くなってきたかなと思っていたけど、やっぱりスタートとかにまだ課題はありますね。今期の目標はもっと優出数を増やすこと。去年9月の桐生オールレディースでデビュー初優出することができたし、さらに優出できるようにしたい。それに優勝もしたいので、チャンスを増やしたいです。

びわこは2021年4月以来で、これまで3節走っているんですが、イメージは全くないですね。水面がうねったら怖いな…というくらい。ほとんど走っていないし、前回走ってからだいぶ経っているので、先入観を持たずに行きたいです」
(マンスリーBoatRaceより抜粋)

1着決まり手(過去6ヵ月)

逃げ…3回
まくり…6回
まくり差し…0回
差し…0回
抜き…0回
※出場予定…びわこ・女子=8月10日~15日

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桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。