ボートレース大村

負けると疲れが2倍になる

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最近のボートレース場はコンパクトな建物が多くなっていますが、かつてはマンモススタンドを誇示したものです。全国で最初にエスカレーターを設置したと自慢していたレース場もありました。支柱のない全面ガラス張りもありました。そうしたレース場の食堂では豪華なものを提供していたものです。「ふぐ御膳」を出す店や、有名な鳥料理の店もありました。しかし、レース場に出店したほとんどの有名店が撤退しています。

理由は、レースに夢中になると食事に時間をかけないようになるからです。早くて腹の足しになるだけで十分といった人も少なくありません。そんな状態で1日を過ごすと、頭は疲労するし、体力も消耗します。舟券が的中すれば、疲れよりも喜びの方が上回りますが、外れれば、それまでの疲れが一気に出てきます。食事もしていないので空腹にも襲われます。疲れが2倍になって帰ってきます。悔いばかりが残ります。そうならないためには、点数を広げても最終レースは当てにかかるようにしてください。

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桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。