唐津モーターボート大賞は29号機が活躍

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ボートレース唐津の競走水面は1年を通じて追い風です。冬場は玄界灘からの季節風が吹きます。夏場になると海風で午後から強い追い風になります。広い水面ですが、追い風を計算に入れると伸び型よりもターンの力強さの方を選手は選びます。10ヵ月近く使用している現モーターだけに、出るモーターと出ないモーターは数字にはっきりと表れています。低調機を引いた選手は厳しい戦いを強いられるでしょう。

気温が上がるようになって好成績をマークしてるいるのは、4月女子戦で山下夏鈴、6月戦で大井清貴に初優勝をプレゼントした29号機です。5月戦では地元のベテラン栗山繁洋が3、1、1着の後にモーターが出すぎてフライングをしました。伸びが強めなので、4コースからのまくりが決まります。酒見峻介が優勝戦でフライングをした62号機も伸び型です。出足の良いのは11号機です。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。