旬レーサー寺田祥(山口・44歳)
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初戦からスタート勝負をしない
1997年デビューのベテランです。スタート事故が少なく、これまで9本しかフライングをしていません。こうしたタイプの選手の特徴は、初日1走目から強気に攻めることがありません。スタートは1艇身残しが多く、直近10場所でのSG初戦の成績は①⑤④⑤⑤⑥②②②③です。モーターと番組の裏付けがないと1着は期待できません。しかし、走るたびにスタート勘をつかんでくるので、中盤戦でまくって勝つことがあります。コーナー勝負のイメージの強い選手ですが、最近は中間着が減り、勝つか負けるかの大味な着取りが目立っています。外枠に回った時の成績に不満が残ります。トップスタートが出るようなったら好調サインです。インで勝てるかどうかはモーター抽選次第
「5年ぶりに地元の徳山でSGが開催されるのは、とても嬉しいし気持ちも入る。ただ、最近は巡り合わせで、なかなか徳山で走る機会がなかったので、3月から切り替わった新モーターは経験していないんですよ。だから今回に関しては、地元のアドバンテージとか、どの足を求めて行きたいとか、どんな調整をするとか、何とも言えないのが正直なところです。 はっきり言えるのは、やっぱりモーター抽選が大事になってくる。徳山は追い風が多くて、潮の干満差があるし、インが強いとか言われているけど、それに関しても勝てるかはモーターの仕上がり次第。出足型でも伸び型でも、いいモーターを引けるかが前提になってくるけど、引いたモーターのいいところをどこまで引き出せるかですね。外枠の時に地元だからと行って、仕上がってもいないのにコースを取りに行っても意味がないですから。これはいつもですけど、今回は地元から一人参戦となるので、いいモーターを引こうが、良くないモーターを引こうが、一走一走精一杯走りたい。それがいい結果として出てくれればいいし、そこをみて欲しい」1着決まり手(過去6ヵ月)
逃げ…20回 まくり…6回 まくり差し…10回 差し…5回 抜き…3回 ※出場予定…徳山・SGグラチャン=6月20日~25日
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。