旬レーサー 関浩哉(群馬・28歳)

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イースタンヤングは4年連続して優出中

ヤングダービーで最年少優勝をしたのが、2018年の第5回大会です。1コースからコンマ02のトップスタートを決めての優勝。これが初優勝ということもあって注目度が上がりました。最近はSGやGIの出場が増える中、7点台の勝率をキープできています。本当の実力がついてきたということでしょう。高勝率をマークできる背景の一つが外枠に回った時の活躍です。6コースは1着こそないものの、2連対率が50%、3連対率は70%もあります。芦屋のSGオールスターでは、初日に6コースから3着に入線して3連単が4,220円。最終日の選抜戦では、2着に入って10,600円の万穴に貢献しています。イースタンヤングは第6回から9回まで4連続優出しており、成績の方は3着、4着、2着、2着です。

エンジン出しに自信が出てきた

「去年は5月津周年で2度目のGI優勝ができたし、出場した4つのSGの全てで準優に乗れたことは、自信になりました。浜名湖ヤングダービー優勝後は、やってやろうという気持ちはあったんですが、成績が伴っていなかったですね。 ただ去年辺りからエンジンは出せているし、周りからも『出しているね』って言ってもらえるようになってきました。エンジン出しを意識して調整して、それを実戦で活かせていたし、他にもメンタル面とかいろいろと収穫の多かった1年でした。 今年の目標はグランプリ出場です。簡単ではないけど、年末を目標にしたほうが、1年間を走り切れる原動力になると思うんで。去年は椎名豊さん、今年は土屋智則さんと群馬支部の先輩がSGを初めて勝ったことは、自分にとって良い影響になっています。 常滑はプロペラの調整も含めてイメージは良いです。優出は最低限のノルマで、結果を出したいです」

1着決まり手(過去6ヵ月)

逃げ…19回 まくり…6回 まくり差し…5回 差し…3回 抜き…5回 ※出場予定…常滑・GⅢ第10回イースタンヤング=6月11日~16日
桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。