混合戦の女子1号艇は買っておけ

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女子選手の数が250名を超えました。女子だけのレースはオールレディースとヴィーナスシリーズがありますが、同時開催はやっていません。そのため余剰になった選手が一般戦に回され、男女混合レースで走ることになります。ターンスピードという点で負けていた女子は、男女混合戦に入ると苦戦気味でした。

しかし、ここ数年はこの流れが変わってきました。2022年にはクラシックで遠藤エミがSG初優勝。平高奈菜も優出、今年のオールスターは倉持莉々が優出しています。女子のレベルが上がったことも男女混合戦で互角に戦える要因ですが、軽量の強味は否定できません。男子の最低体重が52キロに引き上げられたのに対して、女子の最低体重は47キロのまま。5キロの体重差があるわけです。同じようにターンをしても、ターンをしてから直線に向く時に1艇身の差がつきます。特に1号艇で1コースが取れるようなレースなら、スタートで失敗しないかぎり女子選手が逃げ切ります。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。