新人がいれば5艇レース

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132期が各地でデビューしています。選手持ちプロペラの時代は、先輩がデビューする新人にプロペラをプレゼントしていました。それでデビュー戦の初勝利があったものです。しかし、今はオーナーペラです。経験豊富な選手を相手に、新人には何一つアドバンテージはありません。いくら1年間、養成所で訓練をしたからといって、スタート、ターンの技術は経験を積んだ選手に勝てません。枠番も外枠に回されるので、コース取りでも不利です。6コースの1着率が2%を切る現状で、デビューしたばかりの新人に勝てと言う方が無理です。

デビューしたばかりの新人のいるレースは、5艇レースと割り切って舟券作戦を立ててください。たまに3着に入る選手はいるかもしれませんが、その選手はある程度素質があるので、名前を覚えておいた方が良いでしょう。次から買っても、まだ名前が知れていないので間に合います。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。