梅雨のボートレース江戸川はベテランが活躍

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今週は江戸川で女子戦です。女子戦の開催期間中は、波が立たないように日程を組んでいます。この時期のボートレース江戸川は東京湾からの追い風が吹くので、上げ潮になる日を選んで日程を組みます。追い風、上げ潮(追い潮)なので、1コースが有利な流れになります。逃げるか差すかといった展開が多くなります。

しかし、梅雨に入り上流部で大雨が降ると一気に荒川の流量が増します。ボートレース江戸川の競走水面がある中川は、水門を通じて荒川とつながっています。よほどのことがない限り、水門を閉じることはありません。荒川の流量が増すと、中川の流量も増します。上げ潮なのに上流からの水量が増えると当然のように海水と淡水がぶつかり合い、水面が荒れます。 全速で攻めてもボートが暴れるだけです。小回り気味にターンマークを外さないように回るベテランの出番です。

江戸川勝率の高い選手は堀之内紀代子長嶋万記原田佑実深川麻奈美です。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。