旬レーサー 飯山泰(東京・45歳)
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3940飯山泰(東京・45歳)
展示タイムで好不調が読める
長野県出身で、ボートレース甲子園に毎回長野県代表として出場しています。ボートレーサーになったきっかけは、ゲームセンターにボートレースのゲーム機があり、それで遊んでいる内に選手になりたいと思ったそうです。選手持ちプロペラの時代から伸び型に仕上げてまくるレースで活躍していました。選手持ちプロペラの時代に福岡周年、戸田で開催された関東地選、浜名湖周年で優勝しています。さらに2010年の大村グラチャンの優出があります。選手持ちプロペラ制度が廃止になってからは、GI優勝がありません。伸び型に仕上げるのに時間がかかることと、超伸び型にならないのが原因です。それでもまくりで攻めるレーススタイルは崩していません。展示1番時計をマークしているシリーズは成績が良くなる傾向です。若い人に教えることがプラスに
「去年の江戸川正月戦で骨盤を骨折して、その影響でA2級に落ちていたんですが、そこから少しずつ状態を戻しながらまたA1級に戻れました。今年2月の江戸川地区選で優出できたのは良かったんですが、記念を走る選手はターンのスピードが全然違うし、そこは自分が見劣っている部分だなと思っています。まあ、その分は一般戦でしっかりと頑張れればと思っているし、また自分の調子が上がってきて、プロペラも良い形ができたりとか、ターンも新しい旋回ができるようになったら、また記念に挑戦したい(笑)。
それに今はプロペラグループの中で、面倒をみている倉持莉々とか堀越雄貴とか、若い人にいろいろと伝えてあげられれば。教えている内に自分が気づくこともあって、プラスになることもありますので。戸田はまず伸び仕様に調整して、スリットから少しのぞくような感じでまくれるイメージでプロペラ調整をやっています。今度の戸田でもしっかりと勝ちたいですね」
●1着決まり手(過去6ヵ月)
逃げ…18回まくり…6回
まくり差し…2回
差し…5回
抜き…2回
※出場予定…戸田・一般=5月11日~16日
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。