数字は大まかに見た方が良い

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ボートレースが他の公営競技よりも勝れているのは情報提供です。ボートなら全国成績を簡単にダウンロードできますが、競輪にはそれをできるサイトがありません。データ集計ができないので、色々なサイトが出てきません。 ボートレースファン手帳も色々な役立ち情報が入っています。レース場の特徴などを調べる時に役立つのは24場の水面図ですが、レース場によって数値に微妙な差があります。ピットから2マークまでの距離について、住之江は120mになっているのに対して、尼崎は94.825mと表記されています。下3桁まで表記する理由があるのでしょうか。オフィシャルサイトにある番組表のモーター2連対率は、34.26%と下2桁まで表記です。担当者に聞くと、下2桁で四捨五入するので、根拠になる数字を表記する必要があるとの答えでした。しかし、34%と35%のモーターにどれほどの差があるのでしょうか。舟券作戦では、数字の厳密さよりも、大まかに数字を見た方が優劣が見えてくるものです。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。