昔A級の1コースは軽視するな

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4月末現在で50歳を超えた選手は286名います。その内、現級のA1級は35名、A2級は53名です。一般戦の1号艇で1コースが取れるレースなら、まだまだ主役を務めることのできる選手です。それ以外のB級だと人気になりません。ところが、B級でもたまに逃げるケースがあります。人気を下げているので、1コースからの逃げが決まっても中穴になります。ただ、誰でも逃げるとは限りません。

逃げを決めることのできるB級を調べてみると、過去にA1級で活躍した選手です。今でこそ勝率を下げているものの、ターンはしっかりしています。若い選手だと周回を重ねる内にターンマークを外して着を落とすことがありますが、キャリアを積んだ元A1級選手は丁寧なターンで着をキープします。ファン手帳のバックナンバーを持っている人は、一度確かめてみて下さい。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。