全国24場･3連単の配当傾向(集計･過去6ヶ月間)

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全国24場･3連単の配当傾向(集計･過去6ヶ月間)

レース場 100～490円 500～990円 10000円以上(10万超)平均配当
桐生 1.4％ 14.4％ 20.2％(8回) 9097円
戸田 0.7％ 8.3％ 18.7％(5回) 7282円
江戸川 0.3％ 8.7％ 17.3％(5回) 7193円
平和島 1.4％ 11.1％ 19.2％(5回) 7718円
多摩川 1.2％ 13.5％ 16.5％(1回) 6391円
浜名湖 2.0％ 11.2％ 19.6％(6回) 7956円
蒲郡 2.3％ 19.1％ 15.9％(10回) 7821円
常滑 2.8％ 16.5％ 17.2％(4回) 7023円
津 3.4％ 21.0％ 14.9％(4回) 6618円
三国 3.2％ 19.4％ 15.7％(1回) 6608円
びわこ 3.1％ 19.2％ 15.4％(6回) 7449円
住之江 3.4％ 21.6％ 12.7％(3回) 6381円
尼崎 2.9％ 20.4％ 15.0％(7回) 7161円
鳴門 2.0％ 13.3％ 20.1％(8回) 9036円
丸亀 3.8％ 17.6％ 15.8％(5回) 6697円
児島 2.7％ 15.6％ 20.8％(9回) 8383円
宮島 1.8％ 21.0％ 13.1％(4回) 6204円
徳山 5.8％ 21.3％ 13.8％(6回) 6228円
下関 4.2％ 18.8％ 14.2％(5回) 6524円
若松 4.8％ 21.0％ 17.0％(3回) 6885円
芦屋 4.5％ 22.0％ 16.0％(8回) 7084円
福岡 6.5％ 20.8％ 13.0％(2回) 5765円
唐津 4.7％ 19.8％ 14.9％(7回) 7227円
大村 6.3％ 22.2％ 11.7％(2回) 5367円

◆本命を狙うなら大村と徳山

1コースの強いレース場は本命配当が出やすい傾向です。大村は1000円未満の配当が約30％もあります。特にナイター時間帯のレースになると、1コースの1着率が75％を上回り、1000円未満は35％に上がります。3連単の平均配当が660円もあるので、絞り込みさえうまく行けば回収率も上がります。戸田や江戸川では10％を下回る数字で、仮に1000円未満のオッズが出たとしても、疑った方が良いでしょう。

◆福岡ボートが変わった

過去6ヶ月間で配当傾向が大きく変わったのが福岡です。これまでは中穴が飛び出すレース場の評価でしたが、平均配当が全国で2番目に低い数字です。500円未満も増え、1000円未満は27％もあります。水面は荒れても、番組作りで本命配当を誘導しています。関東場は、これまでどおり中穴が出やすい傾向です。児島は10万円を超える超万穴が平均配当を押し上げているだけです。

◆関東場は中穴にターンゲットを絞れ

3連単の万穴出現率が20％を超え、平均配当の高いレース場と、つねに高配当をイメージした舟券作戦が必要です。桐生と鳴門が該当します。超高配当も飛び出しており、穴党に勧めたいレース場です。宮島のような低配当が少なく、万穴も少ないレース場は、中穴にターゲットを絞った舟券が有効です。これは関東場でも同じことが言えそうです。

桧村賢一（コラムニスト）

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」（サンケイブック）「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。