出そうで出ない1-2-3

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1コースの1着率が50%を超える最近のボートレースで、1-2-3の大口舟券を買うお客さんがいます。売上に貢献している人たちです。たしかに1コースの強い大村ボートでは、うまくレースを選択すれば回収率をプラスに持って行くことは可能なように思います。データでは1-2-3の出現率は8.9%で、平均配当は921円、回収率は82%です。さらに的中率を上げるヒントをもらったので、紹介します。

一般戦の準優のようなレースだと1コースが1着になる確率はグンと上がります。大村ボートの一般戦の準優だと89.8%の1着率です。10回に9回の割合ですから1コースの選手を信頼できます。そんなレースで、1-2-3になるか、1-3-4になるかは2コースの選手次第だそうです。今村豊さんとのYouTubeで教えてもらいました。素直な選手が2コースなら3コースはまくり差しを決めやすくなります。2コースはアタマを叩かれるので1-2-3は成立しません。一方、クセのある2コースなら3コースに抵抗して自分が2着に残るレースをします。1着率の高い選手が該当しそうです。素直な選手は1着から3着までが同じような数字の並ぶ選手です。なるほどな、です。参考にしてください。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。