どうしても当てたければ暗くなるまで待て
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ボートレースの初開催は大村ボートです。これは試験的な開催で、公認レースの初開催は津ボートです。大村ボートでは2回走りでしたが、津ボートの初開催は60名の選手が出場しています。10R制だったので、全員1回走りだったようです。しかし、選手の育成が間に合わなかったことや経費の点などを考えて、すぐに2回走りが取り入れられました。2回走りの選手の枠番は「足して7」が基本でした。前半1号艇なら、後半は6号艇、前半が2号艇なら後半は5号艇というように、2回走りの枠番を合計すると7にしていました。そのルールは改正され、かなり自由度が出せるようになっています。
しかし、特別なレースでない限り、同じ日に1号艇を2回も割り振ることはできません。売上の上がるナイターの後半のレースに主力級に1号艇を与えようとすれば、前半走は中枠か外枠になります。外枠だと展開次第になるので、舟券の難易度が上がります。ナイターになれば、前半で惜敗した主力級が1号艇をもらって1コースから逃げます。舟券の的中確率が跳ね上がります。舟券が当たらないと嘆くようなら、暗くなるまで待ってナイターレースの舟券を買うことです。当たる楽しみは確実に増えます。
大村のマンスリーボートレースカップは男女W優勝戦です。
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。