旬レーサー 篠崎仁志(福岡・35歳)

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最近の成績は展示タイムと着順が連動

2020年8月の大村MB誕生祭で優勝してから、特別レースの優勝がありません。特別レースの優勝戦は15連敗中です。今年の九州地区選手権は未勝利に終わりました。最終日は1R回りでした。1コースからの逃げに対する信頼度は高いのですが、まくりで攻めるレースができないこともあって、1コースを外すと中間着が増えます。展示タイムと着順が連動している感じです。モーターの仕上がり次第の成績です。現状を打破するには、抽選運頼りから抜け出せるかどうかにかかっています。外枠を克服できているシリーズは上位進出を外さず、舟券の貢献度も高くなります。舟券を買う時の判断基準にしてください。

また兄弟でグランプリに出たい!

「去年は優勝戦に乗っても後ろの着ばかりで、最後の詰めが甘かったなと。ただ、プロペラの調子とかボートに乗る感じとかは、後半戦は凄く良かったです。だからGIとか鳴門のチャレンジCでも優出できました。ただ優勝するためには、何か自分に足りない部分がまだあると思います。
鳴門チャレンジCは優勝戦で、もう少し上手く対応ができていたら…とかいろいろと思うところはありますが、結果は結果なんで。悔しいけど、1年間やってきた結果なんでしっかりと受け止めています。
あと去年は同期の片岡雅裕選手が、SGで優勝できたことは、本当に嬉しかったし、僕も負けていられないと思いました。もっとSGとかGIで結果を出していかないといけないと思ってます。また2016年のように兄ちゃん(元志)と一緒に、兄弟でグランプリに出て盛り上げたいですね。
芦屋はGⅡで優勝しているし、ずっと優勝戦にも乗っているし、本当に好きな水面。福岡県の3場で、水面的に一番相性が良いのは芦屋です。GI優勝からかなり遠ざかっているし、去年は優勝戦で結果を出せずに悔しかった1年だったんで、今年は頑張りたいですね」

●1着決まり手(過去6ヶ月) 逃げ…11回 まくり…2回 まくり差し…2回 差し…4回 抜き…2回
※出場予定…GI芦屋周年=2月28日~3月5日

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。