旬レーサー 飛田江己(埼玉・21歳)
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5191飛田江己(埼玉・21歳)
初優勝後は1月平和島での1勝のみ
128期の修了記念チャンピオンです。デビューは2021年5月戸田で⑥⑥⑤⑤⑥⑤⑥⑥でした。初勝利は2021年10月の戸田です。6コースから「抜き」で1着を取りました。初優出、初優出は2022年12月25日からの江戸川です。そのシリーズは準優12R1号艇の秋山直之がフライングをしたため、飛田に優勝戦1号艇が巡ってきました。予選から強烈な伸びで初日から4連勝と調子づいてました。優勝戦は1コースから先マイ、差しで迫る齊藤仁をパワーで振り切りました。
初優勝後のレースですが、戸田の正月レースの初戦で転覆、未勝利に終わっています。その後、平和島で2コースから捲って1勝するものの、今年に入ってからの勝利は、その1勝のみです。カド戦ではスタートを決めても全速残りの2着が目立ちます。全速で攻めるレースに好感度が上がりますが、まだまだ発展途上の選手です。
初優勝はできたけど実力はまだまだ
「12月江戸川でデビュー初優出、初優勝することができました。予選は3位通過で、準優は2コースから差しで1着が獲れて、たまたま優勝戦の1号艇も巡ってきて。仕上がりは良かったけど、スタートが見えていなかったので、とにかくスタートに集中と思って行きました。
小さな頃に戸田でレースを見て選手になろうと思ったんですが、そのキッカケを作ってくれた父親です。優勝報告の電話をかけたら、既に知っていて、母親と一緒にとても喜んでくれました。ただ優勝はできたけど、実感は全然ないし、実力的にもまだまだと思っています。これからもいろいろと学びながら、上を目指していこうっていう気持ちは変わりません。
以前と比べると1周1マークの展開を突けるようになってきて、6着を獲る回数が減ってきたし、しっかりレースができるようになってきました。ただもっと予選突破を増やさないといけないし、そうじゃないと目標にしているA級に上がれないと思います。
多摩川は好きな水面で、スタートのイメージも一番かも。また優勝を目指しながらしっかりと、予選突破、そして準優突破ができるように頑張っていきたいです」
1着決まり手(過去6ヵ月)
逃げ…8回まくり…4回
まくり差し…1回
差し…1回
抜き…1回
※出場予定…多摩川・ルーキー=2月18日~23日
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。