選手の水面相性をチェックしろ
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
全国で地区選が始まっていますが、おもしろいことが起きています。関東地区選は2月10日から江戸川で開催されますが、2月6日から始まった多摩川4日戦のタイトルが「関東支部集結バトル」です。ここに濱野谷憲吾、毒島誠、桐生順平があっせんされています。最終日が関東地区選の前検日に当たっているので、この3選手は関東地区選に出場できません。江戸川があっせん拒否したか、それとも選手の方から拒否したかです。
施行者は10月、選手は9月にあっせん拒否の申請書を提出します。それなりの拒否理由を書かなければなりません。選手の側から拒否するのは、運営面よりも水面に対するものが多いようです。転覆でケガをしたとなると、気持ちが前向きになる選手は少ないでしょう。恐怖に打ち克つために復帰戦はケガをしたレース場からという選手もいますが、できれば拒否したい気持ちになるものです。一般戦で走る選手の勝率と当地勝率を比較して、当地勝率の方が低い選手は、水面に対する苦手意識があると考えて良いようです。
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。