セオリーどおり買っておけば良いこともある

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ボートレースは左回りのワンパターンレースです。1年間に約6万レースもやっていれば、走りのパターンというものが生まれてきます。北原友次さんは、「ボートは左回りじゃからインが有利」とひたすらインを取って3417勝もしました。この記録は破られそうにもありません。
走りのパターンが生まれれば、それに合わせた舟券の買い方も生まれてきます。一般戦でA1級が1コースに入るようなレースは、123、124を買っておけば、5回に1回の割合で的中できます。それを「オッズが安いから」という理由だけで他の目を買っていると、当たる舟券も当たらなくなります。4コースがまくりそうなレースでは、4-56-流しがセオリーです。「1マークで競り合うが起きるから6コースが抜け出す」といった買い方していれば、こも当たる舟券が当たらなくなります。セオリーどおり買っておけば、たまに良いこともあります。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。