期始めと期末はB級ベテランの一発を狙え

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11月から級別審査の新しい期がスタートしています。期始めにスタート事故を起こすと、期末まで事故率に苦しめられるので、スタートが慎重になる選手が出てきます。そんな時に、「スタートを行けば勝てるのでは」と考える選手がいます。相手の弱みを読んだ走りをする選手です。それのできるのは、レース経験が豊富なベテラン選手です。

2022年5月1日~10日までの間で、3連単高配当ベスト100を調べると、3000番台が1着になったレースが28回に対して、5000番台が1着になったレースは19回しかありません。若手の一発よりもベテランの一発の方が多いのです。

期末になると級別の勝負駆けがあり、ベテランの一発が増えてきます。ベテランだからスタートが遅く、スピードもないので負けると考えない方が良いのかもしれません。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。