数打たないと高配当は取れない

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舟券好きには、本命党と穴党がいます。同じように舟券資金を持っていながら、好みが違うのです。最終的にはどちらの方が舟券収支が良いかになるだけのことですが、的中させたときの満足度が違うのかもしれません。

本命党の基本は、「待つ」「絞る」「振り分ける」です。一方、穴党は「薄く、広く」です。名前よりモーターの動きに敏感です。よほどの本命レースでない限り、舟券を買います。本命が飛ぶから穴になるを確信しているからです。

本命買いは最大で20点買いです。穴党は、本命が2着になるケース、3着になるケース、着外に落ちるケースまで考えなければなりません。すべてのケースを考えると3連単で100点買いになります。実際は30点くらいまで絞っていますが、それでも多点買いになります。流しとボックスを基本にして、見切る選手は作りません。舟券資金に余裕がないとできません。

どちらにするかは個人の自由ですが、無理な勝負だけは避けて下さい。都合の良い話は転がっていません。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。