「何となく良いな」の選手がGPに行く
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今年のグランプリは大村で開催されます。売上日本一になったことや、場外関係で大村になったのでしょう。この出場条件は1月からチャレンジCまでの獲得賞金です。優先出場がないので、毎年メンバーがリセットされます。どうしても前年に出場した選手の名前が先行して、その選手が今年も出場するものと思いがちですが、毎回かなり出場選手が変わります。
新顔やお久しぶりの選手は、SGやGIで人気を下げているので、長い目で見れば高配当に貢献する選手です。その選手は突然現れるのではなく、「何となく成績が良いな」という選手です。SG優勝はないものの、優出があります。GI優出のある選手です。つねに準優に乗っているので、優出する確率が高くなります。モーターが出ているから上位進出を外しません。差してばかりの選手が捲るようになれば、「何となく良いな」の該当選手です。山口剛、羽野直也が「何となく良いな」の選手です。終わってから気がつくのではなく、終わる前に気がつかないと手遅れになります。
1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。