レース場別、買ってはいけない3連単

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全国的に出にくい256、356のボックス目

舟券作戦は軸艇を決めて、そこから買い目を広げるやり方で一般的です。本命党向きの買い方です。軸艇がはっきりしたレースなら問題はありませんが、レースの中には軸艇を絞りきれないレースもあります。そんな時は、レース場の特性を読んで可能性の少ない出目を消して行きます。残った数字の中から買い目を探していくというやり方です。

今年1月からの出現率1.5%未満のボックス目を調べてみました。各レース場別にわけることで、舟券の傾向が分かります。出現率が1.5%といえば、66回に1回です。6日開催で1回出るかどうかという確率です。極めて可能性の薄いボックス目です。ボックス目は6点なので、この組み合わせが多いと舟券の絞り込みができます。少ないレース場は、多点買いに徹してください。

関東地区は多点買い、大村は48点消してから絞る

関東地区のレース場はダッシュ戦の出番が多いせいか、「買う必要がない」ボックス目が少ないようです。西日本に行けば行くほど外枠の出番がないので、5号艇、6号艇絡みのボックス目は消しの対象になります。

1コースが強い大村では、出現率が1.5%以下のボックス目が8組もあります。点数にすると8×6=48点です。まずこの絡みの出目を消して、そこから絞り込めるので、的中確率が上がります。その分、舟券資金の集中が可能になります。

高配当を狙いたい人は、出現率の低い目を買い続けてください。いつか的中できます。

●出現率が1.5%未以下のボックス目

レース場 3連単ボックス目(出現率の低い順)
桐生 356、346
戸田 該当なし
江戸川 356
平和島 346、356
多摩川 356、346、256
浜名湖 356、256、456
蒲郡 356、256、346
常滑 256、356、345
津 456、356、246、346
三国 456、256、356
びわこ 256、246、346、356
住之江 356、256、246、456
尼崎 356、256、236
鳴門 456、356、246、256
丸亀 256、356、235、456
児島 256、356、235、246
宮島 256、356、246、456
徳山 256、456、356、246、236
下関 356、346、256、345、456
若松 456、245、235、256
芦屋 256、456、356、346、246
福岡 356、246、256、456、236、346
唐津 256、356、346、456
大村 356、256、246、346、236、245、456、235
(集計・BoatAdviser 2022年1月~9月)
桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。