売り切れ伸びに期待するな

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オリジナル展示タイムを公表するレースが増えています。タイム順に色表示をするので、そちらの方に目が行きがちです。たまたま4号艇の展示タイムに赤色の表示がついていると、カドからのまくりを想定したくなります。色に頼るあまりタイムを見なくなります。展示タイムだけを公表していた頃は、タイムをメモする人が多くいました。「コンマ15秒の差があれば、150メートル走って1艇身」と覚えて、それに該当する選手がいればまくりを想定した舟券を買っていたものです。阿波勝哉がチルト3度で活躍していた時代です。今は色だけで判断するので、伸びたとしてもすぐに売り切れる選手が多いようです。まくりを想定したのにまくりが決まらず、1コースが逃げる展開です。データにこだわるのなら、とことんこだわって、展示タイムの差までチェックしてください。

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。