覚えておきたい展示タイムを出す選手

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覚えておきたい展示タイムを出す選手

●展示タイムを出す選手

・勝率5点以上
選手名 勝率 2連率 展示タイム順位
藤山翔大(大阪) 5.24 33% 1.34番目
金田大輔(岡山) 5.10 36% 1.43番目
大須賀友(愛知) 5.57 37% 1.45番目
松尾昂明(福岡) 6.95 58% 1.47番目
山崎昂介(長崎) 5.61 37% 1.50番目

・勝率5点未満
選手名 勝率 2連率 展示タイム順位
柴田大輔(福岡) 4.27 22% 1.32番目
阪本勇介(岡山) 4.94 24% 1.40番目
國弘翔平(福岡) 4.79 31% 1.66番目
菅沼佳昭(愛知) 4.48 24% 1.83番目
石井孝之(群馬) 3.78 19% 1.84番目

・女子選手
選手名 勝率 2連率 展示タイム順位
高田ひかる(三重) 6.90 49% 1.19番目
倉田郁美(愛知) 5.57 38% 1.40番目
大橋由珠(東京) 4.62 21% 1.59番目
中田夕貴(埼玉) 5.42 38% 1.72番目
山下夏鈴(三重) 5.06 37% 1.79番目

伸び型選手はスタートが鍵を握る

伸び型に仕上げる選手ほど展示タイムが出ます。タイムの計測位置との関係です。そうした選手は、コース取りでダッシュに回ることも多く、展開に左右されます。150メートルを走って展示タイムが0.15秒離れていれば1艇身の差がつきます。

超伸び型に仕上げる藤山はスタート事故も多くて、豪快にまくるレースが出きていません。女子の高田にしてもスタートがムラなので着取りは大味です。伸び型の選手はスタートが決まっているかどうかが大切です。いくら1艇身伸びても、スタートで半艇身遅れているとまくりは決まりません。

若手に関しても展示タイムと勝率が連動しているわけではありません。「伸び型に仕上げている」といった程度の把握で良いのではないでしょうか。伸び型仕上げの選手の展示タイムが悪い時は出番がかなり減ると思って間違いありません。

(集計・BoatAdviser 過去6ヵ月 出走回数50走以上)

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。