数字に表れる前に買っておけ

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高温多湿の夏から気温の下がる秋に変わると、モーターのパワーが上がってきます。1着タイムを比較すると、すぐにわかります。選手は季節によってプロペラの形を変えます。それがうまくはまれば成績が良くなり、はまらなければ成績は下がります。「最近勝率」で調子判断をするのですが、3ヵ月勝率だと7月、8月の成績も勝率計算の対象になるので、直近の勝率とはタイムラグが生じます。数字上は3点台でも、直近だと5点台ということもあるわけです。そんな選手が勝つと高配当になります。数字が上がってしまうと、みんなに知れ渡るので高配当になりません。いかにしてみんなに知れ渡る前に舟券を買うかです。

答えは一つしかありません。レースを数多く見て、急激に調子を上げてきた選手を見つけるしかありません。多場発売のボートピアなら、それができるのが強味です。ボート歴の長いお客さんの話に耳を傾けるのも一つのやり方です。ホット情報が聞けるかもしれません。

桧村賢一（コラムニスト）

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」（サンケイブック）「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。