10万円負ければ、20万円負ける

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ギャンブル依存症かどうか調べるチェックリストがあります。その1番目にあるのが「負けを取り戻す」です。これは誰でも経験していることです。問題は、ここから先です。「遊びでやっているので、良いこともあれば悪いこともある」と割り切り、頭を切り替えて次のレースを考えるなら問題はありません。「10万円負けたから」が頭から離れないと、どうしも取り返そうという気持ちが先に立ってしまいます。レースよりもオッズの方に目が行くようになれば、レース全体が見れなくなります。結果は見えています。気がつけば20万円負けています。

参考までにギャンブル依存症のチェックリストを紹介しておきます。

1 負けを取り戻す
2 より強い興奮を求める(駆け額が増える)
3 イライラ・ゆううつ感を解消するためにギャンブルをする
4 止めたり、駆け金を減らしたりすると落ち着かない
5 ギャンブルに関することが頭から離れない
6 上手に加減できない
7 ギャンブル関係の嘘をつく
8 大切な人との人間関係の危機
9 ギャンブルを原因とした借金

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。