リーグ戦は商業スポーツの産物

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ボートレースの中には、マスターズリーグなど年間を通して戦い抜くタイトルのついたレースがあります。リーグ戦と呼ばれるものを調べたところ、スポーツを商売にするための産物でした。高校野球のようなトーナメント形式だと、短い期間で試合が終わります。
スポーツを商売にしたい人にとって、短期間で決着がついてしまうと話にならないわけです。そこで考えられたのが、一定の期間内で総当たり制でやるリーグ戦です。これだと勝ったり、負けたりを繰り返しながら長い期間戦えます。ただ、特定のチームなり、選手なりが勝ち続けてしまうとリーグ戦をやる意味がありません。できれば接戦の中で少しずつ方向が決まっていくのがベストです。プロ野球でドラフト制度ができたのも、チーム力を均等にするためです。
ボートはモーター抽選という制度があり、特定の選手が勝ち続けられないようにしています。番組編成でも枠番を操作します。勝ったり、負けたりが基本なので、それに合わせた舟券を買ってください。

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桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。