丸亀

第36回レディースチャンピオンの舟券作戦

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2022年オール女子の傾向

コース別1着決まり手(オール女子)

   
コース 逃げ まくり まくり差し 差し 抜き
1コース 48.8%
2コース 6.3% 9.0% 1.6%
3コース 6.2% 3.3% 2.4% 1.3%
4コース 5.0% 2.7% 1.8% 1.0%
5コース 1.8% 2.6% 0.5% 0.7%
6コース 0.4% 0.7% 0.2% 0.3%

差しが決まるシーンは少ない

2022年1月からのオール女子戦の1着決まり手を調べてみると、1コース1着率は51.3%と全国平均を下回っています。6コースはわずか1.5%なので、ほぼ決まらないと考えても良いでしよう。
1着決まり手の特徴は、3・4コースのまくりの多さです。スタートで先手を取ってまくるという、これまでの女子戦の傾向がそのまま出ている感じです。2コースからの差しはまくりよりも多めですが、3コースから外では決まっていません。大競りでもない限り差し抜けはないと考えて下さい。

・コース別の3連単出目(オール女子戦)

コース 出現率の高い3連単出目
1コース 123、132、124
2コース 213、214、215
3コース 312、325、314
4コース 415、416、412
5コース 512、531、513
6コース 621、631、645

2コースから外は1コースの2着受け

決まり手でまくりが多いといっても、コース別の3連単の出目を調べると、2コースから外では1コースの2着が目立ちます。まくって、差してといったダイナミックな展開が少ないのがオール女子戦の特徴です。筋舟券は期待したほど出ていません。6コースを除けば、1コースを2着で受けるのが正解のようです。

●スタートの早い選手
0.12 中村桃佳(香川)、實森美祐(広島)
0.13 宇野弥生(愛知)、藤崎小百合(福岡)、倉持莉々(東京)、大山千広(福岡)、中村かなえ(東京)

若手にスタートの早い選手

スタートの早い選手が主導権を握るオール女子戦です。今期(5月以降)のトップは中村桃佳と實森美祐がコンマ12です。中村は1コース1着率が75%もあるので、1コースなら1着軸信頼です。2コースから外ではまくりと差しが半々で、必ずしも1着型の成績ではありません。2着も多いので連軸にして下さい。實森は差しが増えているので、1、2、3着がほぼ同数です。ボックス券にするのがベストです。全体的に若い選手にスタートの早い選手が多く、今回は若手を中心に舟券を組み立てた方が良いでしょう。

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桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。